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ものがたりレコーズ

世界をそのまま、
みる・きく・よむ
Monogatari records

ABOUT ものがたりレコーズとは

読むすべてのひとの、
こころとからだに刻まれる
絵本体験を。

世界中のまだ見たことのない文化、出会ったことのない価値観。
「はじめて」に触れたとき、湧きあがる想像のその先に
一人ひとりの可能性や選択肢が広がっていくことを願って。

ものがたりレコーズは、
「世界をそのまま、みる・きく・よむ」を合言葉に、
まだあなたが出会ったことのない世界のものがたりを
絵本とレコードにのせ、届けます。
言葉と絵と音に こころとからだを預け、短いけれども特別な時間が訪れますように。



FEATURE ものがたりレコーズの特徴

  • 01

    何が届くの?

    What is inside?
    海外絵本・朗読音声・ライナーノーツがセットでご自宅に届きます。
    英語で書かれ/描かれた原著に触れることで、言葉の音やリズム、絵本の色やデザインなどがダイレクトに伝わり、読む人の心と身体に残る「絵本体験」に。
    海外絵本は、全国の書店に本を卸している洋書専門バイヤーがセレクト。朗読はラジオ局J-WAVEの人気ナビゲーターが担当します。
  • 02

    どうしてレコードなの?

    Why is it a vinyl record?
    パソコンやスマートフォンなど、デジタルで完結することが多い日常の中に、あえて絵本とレコードという、アナログでスローな「モノ/メディア」を提案します。
    ページをめくり、音に耳をすまし、五感を使って没頭する、短いけれども特別な時間をつくり出すきっかけに。
    レコードは有り/無しが選べます。ご自宅にレコードプレーヤーが無くても大丈夫。すべての商品が二次元コード付きなので、ダウンロードしてもお楽しみいただけます。
  • 03

    どうやって使うの?

    How is it used?
    英語は苦手という方でも大丈夫!
    まずは完璧に意味を理解しようとせずに、絵と音を楽しみながら何度も繰り返しページをめくってみましょう。
    初めて出会う新鮮な驚きから、徐々に親しくなっていく過程を楽しんでいただけます。
    ナビゲーターの朗読を繰り返し聞くうち、音が耳になじみ、ご自身で口ずさんだり読み聞かせをしたりするときのガイドにも。
    お子様のいらっしゃる方には、大人と子どもが同じ感覚で出会い、驚き、身近になっていく体験ができるのも、海外絵本の魅力です。

BOOKS & NAVIGATORS 本とナビゲーター

『THE BEAR IN THE STARS』
Alexis Snell

氷の国を失ったシロクマの女王が、新たな住処を探して旅をするものがたり
◆この本について
著者のアレクシス・スネルは、イギリスにある Victoria & Albert Museum(装飾・デザインの世界的博物館)での制作経験もある版画家。この本は彼女の絵本作家デビュー作です。版画の温かみや、ストーリーと連動した美しい色は、どのページも見応えがあり、力強いメッセージが込められています。

◆あらすじ
百獣の女王・シロクマがかつて住んでいたのは、美しく冷たい、きらめく氷の王国。しかし氷はゆっくりと溶け、王国の住人たちはついに居場所を失ってしまいます。シロクマは雪に覆われた世界を離れ、食べるものや友だち、新しい家を探す旅に出ます。居場所もなく暑すぎる世界に疲れきってしまったシロクマの心を癒し、世界を変えたのは、ひとつの小さな出会い。
気候変動の脅威と、優しさが持つ世界を変える力を描いた、タイムリーな寓話です。

◆朗読ナビゲーター
サッシャ/Sascha(ラジオDJ、キャスター)
朗読コメント
「誰にでもわかり感じられるように、ファンタジーの要素を織り交ぜて環境問題が描かれているこの本は、子どもにも読んで聴かせたくなるし、読んでいる大人も深く感じ入ってしまう。シリアスなテーマではあるけれども、読み終わったときに救われるように聴こえたらいいなと思って読みました。」

『THE MUSEUM OF ME』
Emma Lewis

好奇心旺盛な女の子がさまざまな博物館を巡り、自分の〈すき〉を見つけていくものがたり
◆この本について
著者のエマ・ルイスはロンドン在住のイラストレーター。世界最大の児童書の見本市であるボローニャ・ブックフェア主催の「ボローニャ・ラガッツイ賞」2017年のオペラプリマ部門で、本作が最優秀作品に選出されたほか、数々の賞にノミネートされました。独特のコラージュスタイルでつくられ、コレクションのたのしみを伝えてくれます。

◆あらすじ
本の中の少女と様々な博物館をめぐり、発見の旅に出よう。巨大な虫や奇妙な獣、古代の壷に現代絵画。羽のような葉っぱやわたしの顔と同じくらい大きいお花!古いもの、新しいもの、海の底や宇宙から集めてきたもの。でもどんな博物館にも敵わないコレクションをきっと誰しも持っているはず…。
写真や絵のコラージュが楽しい、真似したくなる絵本です。

◆朗読ナビゲーター
豊田エリー/Ellie Toyota(俳優・モデル)
朗読コメント
「アートというのはすごく自由で、みんなが思い思いに楽しめるものだというのが伝わってくるラストがお気に入り。美術館に行きたくなったり、家でも絵を描きたくなったり、色んな好奇心が湧いてくる絵本だなと思いました。リズムも読んでいて心地よく、とても楽しい1冊です。」

『Nop』
Caroline Magerl

売れ残ってしまったクマのぬいぐるみ「ノップ」が自分の居場所を探しに出かけるものがたり
◆この本について
著者のキャロライン・マガールは、ドイツ生まれのオーストラリア育ち。本作はThe Children's Book Council of Australia Shortlist Books 2020に選出されています。この物語は、キャロラインがシドニーでの休暇の思い出をモチーフに描かれているそうです。

◆あらすじ
ノップはところどころ綿の抜けてしまったみすぼらしいクマ。まわりのみんなが、ほつれを直しビーズをつけ、きれいになって次々にもらわれていくのに、ノップは誰の元へも迎えられません。1人になったノップは、ほこりっぽい肘掛け椅子に座ってぼんやりと過ごすばかり。そんなある日、がらくた置き場の隅で、彼は人生を変える、とびきりのアイデアを思いつきます。 美しく独創的な言葉とイラストで紡がれる、心打たれる絵本です。


◆朗読ナビゲーター
ハリー杉山/Harry Sugiyama(タレント・モデル)
朗読コメント
「幻想的で心に寄り添う絵のタッチとストーリー。大人にも子どもにも、人生に大切な"気付き"を与えてくれる、どんな時代でも色褪せない作品に声を与えられて光栄でした。」